自炊!-電子書籍の今後について-
8月に入って、少し仕事が落ち着いてきたので、ここ2~3日ちらかった事務所の片付けをしています。
「掃除の基本は捨てることにあり!」とは誰が言った言葉かは知りませんが、整理整頓の極意と言えるでしょう。
そんなこんなで、賞味(使用?)期限切れの書類を、ばっさばっさと捨てていたのですが、問題なのは税理士会等から送られてくる会報誌の取り扱いです。
うちの事務所では、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士登録をしているので、毎月、税理士会関連から3誌、社会保険労務士協会から2誌、中小企業診断協会関連から2誌の合計7誌の会報が届きます。
必要ないなら捨ててしまえばいいのですが、中には後で読んでおきたいと思うような最新の税務の取り扱いなどの記事が2割ぐらい(オイ!)あるのです。
「後で読もう!」と思って、置いておくのはいいものの。。。読む時間が取れずにそのままたまっていくことになり。。結局たまってくると何が書いてあったかも覚えてないので、積まれた古新聞状態に。
こりゃいかんと、事務所のスペースももったいないということで、今回の空いた時間を利用して、必要な記事だけをスキャナで読み取って電子化(いわゆる自炊)。原本は廃棄することにしました。
丸一日かかりましたが、1年半分の会報誌を電子化(どんだけ溜めてんねんというツッコミは無しで)。すっきりしました。
で、パソコンで見るだけならこれでいいのですが、読む時間が取れないから溜まっていたわけで、通勤時間にも読めるように、GoodReader for iPhone
(600円)というアプリを使ってPDFファイルをiphoneにwifi転送。無事表示されました。
これで通勤時間を有効に使えるとともに、事務所スペースもすっきりでいい感じです。 僕も職業柄多数の本を保有していますが、やはり保管スペースってコスト的にも馬鹿にならないんですよね。
最近電子書籍も、何冊か購入していますが、やはり紙の本に比べると安いですね(僕が買ったのは115円×2冊です)。紙と違って何冊持ち歩いても肩が抜けそうになることはないですし。ただ、iphoneで読むと多少目が疲れる気がしますし、良書となると手元にも置いて繰り返しみたいところです。
ipadの登場とともに電子書籍が一気に普及しそうな雰囲気ですが、紙の本が100%なくなることはないと思います。現在は過去に出版された本を電子書籍で再販する動きが主流のようですが、将来的には先に電子書籍で出版しておいて、売れたら永久保存版・愛蔵版として紙で出版するという逆の流れになるような気がします。
※今回、電子化にあたっては事務所の複合機がゼロックス製でスキャナ機能付きだったので、改めて購入はしなかったですが、有名どころでは下記の製品の評価が高いようですね。
小型版はこちら
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