経営セーフティ共済
GW明けて。いきなり本格仕事モードの中嶋です。
GWしっかり休んだツケがきているだけなんですが。
yahooニュースでこんな記事が。
ジャスダック上場不動産が倒産 負債150億円、日航に続き2社目
上場会社の倒産は市場に与える影響が大きい感じがして、まだまだ不景気なのかという気分になりますね。
経営セーフティ共済は、中小企業が取引先の倒産によって、連鎖倒産しないように設けられている制度です。
毎月掛金(共済金)を支払っておけば、取引先が倒産したときに、回収困難となった売掛債権等か掛金の10倍までのいずれか少ない金額の融資が受けられます。
掛金は全額損金算入できる(申告時に別表添付が要件)んですが、解約すると掛金全額が返還されます。
簿外の積立預金みたいですね。
が、上記融資を受けると融資額の10%相当の掛金が返還されなくなります(本当の掛け捨てになってしまいます。)
掛金は保険料等で会計処理しますので、解約したときの返還金は雑収入で受け入れです。
なんだか合法的に損失補填等の利益操作に使えてしまいそうです。
独立行政法人だからかなんでもありって感じです。
ここだけの話、節税対策に使っている人も多いんではないかなぁ。
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